デジタル試作機器で製品開発を支援
〜モノづくり技術高度化開発指導〜

 企業の製品や技術開発に伴う加工技術力の強化を支援するため、平成14年度にモノづくり支援センターを整備しました。それ以来、汎用的な工作機械から最新鋭のモノづくり機器に至るまで、多くの企業の方々に利用されてきました。
 最近のモノづくりはデジタル化が浸透してきており、CAD図面から直接製品や部品、あるいは金型を作製することは、中小企業にとっても一般的な手法になりつつあります。写真は、金型の作製事例ですが、CAMによりNCプログラムを作成し、CNC制御のフライス盤で加工するまでの工程を支援センターの設備を用いて技術指導したものです。
 工業試験場では、モノづくり技術高度化開発指導事業を通じて、モノづくり支援センターの有効活用を図るとともに、企業の方ご自身が体験できる場を提供しています。

(1)CAMによるNCプログラム作成   (2)CNC制御フライス盤
 
(3)小径工具によるミーリング加工   (4)完成した金型
ブロー成型用金型の作製事例


担当 機械金属部 廣崎憲一(ひろさきけんいち)
専門 精密加工 精密測定
一言 医療用チタン合金の機械加工にご興味はありませんか?



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