平成17年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−P4 磁器素地の品質向上研究 16.0
研究期間 平成18年度〜平成19年度(2ヵ年)
研究概要 九谷焼らしい繊細で品のある形状を損なわず、素地自体の強度を向上させるとともに、九谷焼の特徴である上絵加飾が可能な磁器素地を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・製品が欠けやすいのは形状、厚みによっても違ってくる。欠けやすい形状の物でいかに強度を向上させることが出来るか期待したい。
 ・九谷焼の魅力を伝えるのに販路拡大は重要な事であるので目標を達成してほしい。また目標とするユーザの意見も積極的に取り入れると完成後の普及スピードが増すであろう。
 ・九谷地元の活性化に重要と思います。他産地との差別化に向け早くお願いしたい。
 ・低迷する九谷業界の打開策として期待出来る。
 ・力学的メカニズムを解析しながら強度を上げる工夫が必要。(改善見通しの説明が十分ではない様に思われる)
 ・今後の展開に大いに期待したい。
 ・目標設定が具体的に数値化されており、十分成果が見込める提案である。目標達成に向け、ぜひ推進すべきテーマである。
 ・高級志向(九谷焼として)を目指して欲しい。
 ・九谷焼製品の問題解決に向けて重要な研究課題である。
 ・九谷焼の将来を左右するような研究であると思われる。
 ・割れにくい磁器の曲げ強度が180MPaで、割れ易いのが80〜90MPaであることから、曲げ強度の設定(120MPa)は妥当性の高いものと思われる。
 ・一方、加飾に関する目標をどの程度に置くかが明確になっていないので、検討してほしい。