平成17年度研究外部評価(事前評価)


整理番号 テ ー マ 名 評価点 総合評価
05−P2 電磁波ノイズ低減を目指したプリント基板設計手法の開発 14.5
研究期間 平成18年度〜平成19年度(2ヵ年)
研究概要 電磁波ノイズを抑制したプリント基板の設計開発により、試作を繰り返すことなくノイズ低減化を達成する設計手法を開発する。

外部評価委員のコメント

 ・設計手法として固定化された物を作り出すのは難しいと思われる。
 ・シミュレーション従来技術の活用と差異、特徴を明確にして進めて欲しい。(市販のシミュレーションソフトを活用して中小企業が活用出来るようにすること)
 ・シミュレーションと実際のデータの差異から修正が行えるようにする。
 ・県内企業からも強い需要が見込まれる技術である。成果を県内企業に享受させるためには、シミュレーション精度の向上ばかりでなく、このシステムの技術移転が重要となる。
 ・市場ニーズは高いので成果に結びつけて欲しい。
 ・規制の強化、回路の高速化等により、同テーマは大きな問題となっています。テーマの選出は現状において最適と思われます。成果として工試のシステム上の実現だけに留まらず他でも適応出来ることを期待します。
 ・前工程でシミュレーションを行うための独自のシミュレーションソフトも検討してほしい。
 ・既にシミュレーションソフトが市販されているのであれば、検証に過ぎなくなってしまわないのか?現在のソフトに問題があって改善を目指そうとしているのかが不明確。
 ・なぜシミュレーションソフトが使われないか分析しないと研究の意義が十分にならない。市販のソフトがあるのに本研究を進める意義をはっきりさせるべき。
 ・指導をするためのノウハウを試験場に累積する目的ならば良いと思うので、市販のモノをもっと研究し、研究の意義を再定義するなども考えて頂きたい。
 ・ニーズの高い研究開発であり、回路設計、基板設計段階での特有なシミュレーションの成否がキーとなる。
 ・広く電子電気機器業界のニーズに応える開発である。有用な結果(成果)を期待する。(能動デバイス(トランジスタ、ICなど)の取扱いは?)
 ・重要で意義のある課題設定である。目標をもう少し具体的にすべきである。