平成16年度研究外部評価(事前評価)
整理番号 | テーマ名 | 総合評価 |
04−P3 | 組織制御による鋳造品の高強度化の研究 | B |
研究期間 | 平成17年度〜平成19年度(3ヵ年) | |
研究概要 | 昨年まで熱処理加工を対象に研究を行ったマグネシウム鋳造品に対して、さらに高強度、短納期化による高付加価値化を図るため、凝固過程に注目した特殊元素添加による高強度化と欠陥(ピンホール)の減少化の研究を行う。 | |
外部評価委員のコメント |
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・業界のニーズに即応したテーマであることはよくわかるが、少し片寄りがあるように見受けられる。 | ||
・昨今のニーズでマグネシウム関連が、今後発展する要素が高いと考えられるが、県内企業での有効活用、吸収も促進していくことが重要と考える。 | ||
・熱処理時間のコスト面は先にチェックした方がよい。 ・研究実施スケジュールをもっと細分化して記載ください。 |
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・もっと高い目標を掲げてほしい。 ・工程内容を見える形で把えようとするのはわかるが、発表内容からはよく見えない。 |
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・この研究の目標が、鋳造欠陥を無くすための技術向上を目指すのであれば、かなりの評価ができるが、目標をその他にも求めると、考え方が分散化されているように思われる。 | ||
・鋳物欠陥防止に対しての掘り下げをやれば、鋳物業界に有効ではないか。 | ||
・3つのサブテーマを合わせようとすると、的を絞れなくなるので、それぞれのサブテーマに分けたらどうか。 | ||
・研究の目標を絞ったらどうか。 | ||
・内容から察するに3つの内容が並列に提案されているように感じ取られる。各内容に関連を持たせるか、もしくはテーマ名と内容を一致させるような工夫をしてはどうか。 ・また、多くのことをやろうとすると内容が希薄になる可能性があることも心配される。計画調書からは内容の詳細を推測するのは難しく、手法を具体的に示すべきである。 |
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・三つのテーマに分散しすぎている感じを受ける。 |