平成16年度研究外部評価(事後評価)
整理番号 | テーマ名 | 総合評価 |
04−C4 | 近赤外分光法による漆評価技術 | B |
研究期間 | 平成14年度〜平成15年度(2ヵ年) | |
研究概要 | 近赤外分光法による漆液と漆塗膜の評価技術および漆器の非破壊試験法の確立を行う。 | |
外部評価委員のコメント |
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・石川県の公的施設での試験方法として妥当であり、必要性も高いと考えられる。 | ||
・漆加工業者が利用する事前評価に対し、迅速な分析方法を確立した成果は評価できる。 | ||
・依頼試験の所要時間を短縮出来た効果は大きいが、分析の精度を出来る限り落とさないようにすべきである。 | ||
・業界からの要請の必然性が今一つ伝わらなかった。 ・スケジュール、内容から見れば、短期テーマではないか。 ・地場産業に活用できる点は評価される。 |
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・地元の要望は大きいと思われる。今後も続けてもらいたい。 | ||
・測定の信頼性、精度を明確にすべきである。(多少精度は悪くなる。)食品など他の物質を対象とした分析としては報告例があるが、漆の分野については新規性があり、今後の展開が期待される。 |