技術ふれあい’98 | |
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■技術開発の背景
キャベツの収穫が一時期に集中するため、芯取り作業を人海戦術で行わなければならない。また、芯取り作業時の衛生面も重視されている。さらに、昨今、クローズアップされている有機栽培では、収穫量が制限されるため、加工の歩留まりも重要な課題となってきた。
■技術開発の内容
1)加工対象が生もので、加工時の熱発生が品質変化に影響を与え一番問題となる。そのため、熱を発生させず、加工歩留まりを落とさない芯取り加工方法と芯取り用刃物を開発した。
2)打ち抜いた芯は、二次食品に再利用するため、痛めずに加工する方法を開発した。
3)省人化を図るため、コンベアに同期して芯取り加工ができるように自動化した。
4)衛生面を考慮して、切屑発生を極力抑えた。
■製品の特徴
1)芯抜き方法が打抜き加工のため、切屑が出ない。
2)キャベツの芯取り部に回転する刃物を使用していないため、加工による熱が発生せず、キャベツの品質が変化しない。
3)コンベアの動きに同期して芯取りの打抜きができるため、大量に加工可能となった。
4)打ち抜いた芯は、二次加工食品として再利用できる。
5)平成10年4月13日付けにて特許を出願している。
■今後の展開
1)現在販売店を設け、全国販売に向け営業活動中である。
2)今回の開発は、芯取り専用機であるが、近日中にカット装置を取り付ける予定である。
3)デモ機にて展示会に出展予定である。
代表者名 | 代表取締役 細川 紘一 |
住所 | 〒929-0425 河北郡津幡町字七野99 TEL 076-288-0321 FAX 076-288-0734 |
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